パーキンソン病のジスキネジアとジストニアって?

ジスキネジアとジストニアの違いをご存じですか?

 

パーキンソン病の患者さんから、ジスキネジアとジストニアってどう違うの?

とよく聞かれます。

今回は、ジスキネジアとジストニアの違いを見ていきましょう。

 

 

ジスキネジアって?

ジスキネジアは運動の障害で、不随意運動のことを言います。不随意運動とは、意図せず起きてしまう運動の事で自分では止められない、止めてもすぐに出現してしまう動きの事です。

このような症状は、医薬品の服用によって起こる場合もあります。パーキンソン病治療薬などドーパミン作動薬を投与中に出現するジスキネジアです。具体的には繰り返し唇をすぼめる、歯を食いしばる、舌を左右に動かす、口をすぼめる、口を尖らせる、口をもぐもぐさせる、目を閉じるとなかなか開かない、手が勝手に不規則に動く、身体がくねくね動きじっとしていられない、など不規則に繰り返す運動症状として多く見られます。

 

ジストニアって?

脳の神経回路の異常が原因で起こります。姿勢異常や身体がこわばってしまい硬直や痙攣を起こしてしまう症状です。首が傾く、身体が傾く(ピサ症候群)、眼球上転などです。

 

ジスキネジアもジストニアも錐体外路という脳の神経回路の障害を受けて起こっています。

 

ジスキネジアの対処法としては、次のようなものがあります。

  • レボドパの1回内服量を減らし、過剰なドパミン刺激を軽減する。
  • レボドパの1回量を減らして頻回に飲むように飲み方を変える。
  • 原因となっている薬の中止や減量、用量や服用回数の調整、薬の変更などを検討する。

ジスキネジアの動きは、薬の濃度が高い時に出ることが多く、薬が多すぎる(効きすぎている)ことの現れともいます。運動合併症の一種です。

対処方法などは医師、薬剤師に相談されることをお勧めします。

 

 

-----------------------------------------------

大阪のパーキンソン病のリハビリ施設って?とお困りの方はいませんか?

当施設はパーキンソン病の方が多くいらっしゃいます。

大阪はもちろん、大阪府以外の他府県からも通われています。

 

当施設では、理学療法士がお一人様お一人様の状況や状態に合わせたプランを作成し、ご自宅での環境のアドバイス、自主トレーニング指導など寄り添いながらリハビリをします。

また、当施設のパーキンソン病の運動リハビリは、独自のあなただけのメソッドを製作します。

 

ご利用者様のほとんどの方が、改善した。歩きやすくなった。足を引きずらなくなった。走れるようになった。姿勢が良くなった。日常生活のよりよい過ごし方がわかった。等のお声を頂戴しております。中には、できなかったことができるようになったと嬉しくて泣き崩れた方も数名いらっしゃいます。

 

リハビリに関することでお困りの方、体験リハビリをご希望の方は是非ご連絡ください。

LINE、メール、お電話、直接来所でも可能です。

なお、直接来所の際は事前にお電話ください。

施術中の際はお待たせしたり、折り返しご連絡になることもあります。

LINE、メールの返信は業務時間に行うため、通常3営業日程要します。

どうぞご了承ください。

 

当施設には駐車場も完備しております。

まずはお気軽にご連絡ください。