パーキンソン病のジスキネジアとジストニアって?
ジスキネジアとジストニアの違いをご存じですか?
パーキンソン病の患者さんから、ジスキネジアとジストニアってどう違うの?
とよく聞かれます。
今回は、ジスキネジアとジストニアの違いを見ていきましょう。
ジスキネジアって?
ジスキネジアは運動の障害で、不随意運動のことを言います。不随意運動とは、意図せず起きてしまう運動の事で自分では止められない、止めてもすぐに出現してしまう動きの事です。
このような症状は、医薬品の服用によって起こる場合もあります。パーキンソン病治療薬などドーパミン作動薬を投与中に出現するジスキネジアです。具体的には繰り返し唇をすぼめる、歯を食いしばる、舌を左右に動かす、口をすぼめる、口を尖らせる、口をもぐもぐさせる、目を閉じるとなかなか開かない、手が勝手に不規則に動く、身体がくねくね動きじっとしていられない、など不規則に繰り返す運動症状として多く見られます。
ジストニアって?
脳の神経回路の異常が原因で起こります。姿勢異常や身体がこわばってしまい硬直や痙攣を起こしてしまう症状です。首が傾く、身体が傾く(ピサ症候群)、眼球上転などです。
ジスキネジアもジストニアも錐体外路という脳の神経回路の障害を受けて起こっています。
ジスキネジアの対処法としては、次のようなものがあります。
- レボドパの1回内服量を減らし、過剰なドパミン刺激を軽減する。
- レボドパの1回量を減らして頻回に飲むように飲み方を変える。
- 原因となっている薬の中止や減量、用量や服用回数の調整、薬の変更などを検討する。
ジスキネジアの動きは、薬の濃度が高い時に出ることが多く、薬が多すぎる(効きすぎている)ことの現れともいます。運動合併症の一種です。
対処方法などは医師、薬剤師に相談されることをお勧めします。
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