パーキンソン病のリハビリって? その1
パーキンソン病のリハビリって?
今回はリハビリについてお伝えさせていただきます。
パーキンソン病に対して、行う主なリハビリは6種類あります。
■リラクゼーション
■ストレッチ・柔軟
■筋力強化運動
■生活動作練習
■構音・嚥下練習
■歩行訓練
それぞれの内容について具体的に説明していきましょう
リラクゼーション
リラクゼーションとは、肉体的・精神的な緊張をほぐしリラックスさせることです。リラクゼーションを行うと、患者自身には解消できない筋肉のこわばり、つまり筋固縮の軽減を目的として行われます。
例えば、
- 仰向けもしくは背もたれに寄りかかり楽な姿勢を取る
- 介助を受けながら手首や足、そして体幹などの屈伸運動を行う
- 一定のリズムで揺らしてもらう
体感の運動が重要です。リラクゼーションを行うことにより筋固縮が徐々に軽減されてます。
他にも筋肉をほぐす運動としては「体を前後に倒す」「体を横に曲げる」「体を左右に回す」などがあります。
ストレッチ・柔軟
関節・筋肉を柔らかくするリハビリです。
パーキンソン病は筋肉がこわばり、体が動かしにくくなります。
体を十分に動かさないでいると、さらに症状が進行します。
ストレッチや柔軟体操により体の柔軟性を高め、筋肉を伸ばします。
運動前に行われるストレッチを、1回あたり20秒間のストレッチを2~3セット行うのが効果的です。
ストレッチでは肩と腕を動かすストレッチや、首や体幹をねじったり伸ばすストレッチ、ももの裏をゆっくりと十分に伸ばすストレッチが大切です。
十分なストレッチを行うことで体の柔軟性が高まり、少しずつ体を動かしやすくなります。
筋力強化運動
リハビリでは筋力を強化する運動(筋力強化運動)によって、弱ってしまった部分の筋力トレーニングを行います。
筋力トレーニングの内容としては、お一人様お一人様に合わせた自重トレーニングやウェイトトレーニングなどがあります。
パーキンソン病の方は、さまざまな症状によって体の動かしにくさを感じ、運動不足になりがちです。
長い間体を動かさないでいると体力が低下してしまいます。
体力低下を防ぐためにも、初期の段階から運動習慣を身につけることが大切です。
体力低下を防ぐためには有酸素運動が有効的です。
体を無理なく動かせる方は、ジョギングやウォーキングなどを行うことが望ましいです。
運動の頻度は、2日以上間隔をあけず、一回20〜40分程度の運動が望ましいと言われています。
このとき歩幅を大きくすることや、かかとから床に着くように意識をしながら歩きましょう。また姿勢が前屈みにならないように注意してください。
ジョギングやウォーキングなどの運動が難しい場合は、イスからの立ち上がり運動や仰向けに寝て自転車を漕ぐように足を動かす運動、仰向けに寝て足を床につけお尻をあげる運動など無理なくできる運動が良いです。
患者さんの状態によってはできない時があったり、一日の中でも症状の変動によってできない時間帯があることもあります。
一人でできる内容もありますが、ご家族とご一緒に行うのが理想的です。
続きは、パーキンソンのリハビリって?その2にて。お楽しみに!
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