ボツリヌス療法って?
ボツリヌス療法をご存じですか?
ボツリヌス毒素療法やボトックス治療とも言います。
脳卒中や脊髄損傷などの痙縮がある患者様に対して有効です。
当施設ご利用者様にも、ボツリヌス療法を実施しながらお越しいただいております。
ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌が作り出す天然のタンパク質(ボツリヌストキシン)を有効成分とする薬を筋肉内に注射する治療法です。
一時的に筋肉を麻痺させて緊張を和らげ、関節を曲げ伸ばししやすくします。
世界中でこの治療法は用いられており、日本でも疾患によっては保険適用となることもあります。
『ボツリヌス菌は食中毒を起こす菌でから、怖いよ?』っと思う方もいらっしゃると思います。
菌を注射するわけでなく、菌が作り出すボツリヌストキシンを使用するため、菌自体が体内に入らず、ボツリヌス菌に感染することはなく、安全です。
ボツリヌス療法の目的は、
・痙縮の痛みが軽減する。
・関節が動かしやすくなる。
・リハビリが行いやすい。
・介護軽減
・関節の拘縮や変形を予防。
等があります。
またこれらの効果には、個人差があります。
個人差はありますが、ボツリヌス療法は実施後3~4か月持続します。
医師と相談し経過観察をみながら、ボツリヌス治療を繰り返し実施しするか検討します。
また、ボツリヌス療法時には積極的にリハビリをすることをお勧めします。
当施設では、理学療法士がお一人様お一人様の状況や状態に合わせたプランを作成し、寄り添いながらリハビリをします。
リハビリに関することでお困りの方、体験リハビリをご希望の方は是非ご連絡ください。
LINE、メール、お電話、直接来所でも可能です。
施術中の際はお待たせしたり、折り返しご連絡になることもあります。どうぞご了承ください。
当施設には駐車場も完備しております。
まずはお気軽にご連絡ください。
浅井整形外科リハビリセンター 豊中市岡上の町4-1-7パヴィヨン1階 080-9747-8088