ラクナ梗塞って?
ラクナ梗塞をご存じですか?
脳梗塞の病型の一つで、脳梗塞の中でも最も多いタイプです。
今回は、ラクナ梗塞について見ていきましょう。
脳のごく細い血管が動脈硬化を起こしてしまい、詰まって生じる脳梗塞のことです。
ラクナとは、ラテン語で小さい空洞という意味です。ラクナ梗塞は直径15㎜未満とされています。小さな梗塞のため、無症状の事もあります。無症状の梗塞は、無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)と呼ばれています。
また、起こる場所は様々です。麻痺やしびれ、言語や嚥下障害など神経脱落症状が特徴的で、ラクナ症候群とよばれています。また認知機能を低下させる恐れもあります。
ラクナ梗塞が起こる原因として高血圧、高脂血症、糖尿病、禁煙、過度な飲酒、運動不足、肥満などがあります。
診断
ほとんどのラクナ梗塞はMRI画像の検査結果で診断できます。
治療
ラクナ梗塞の治療は手術が必要ありません。内科的治療として薬物治療が行われます。
ラクナ梗塞で、身体の麻痺や言語障害などがある場合は、症状に応じてリハビリテーションが必要です。
脳梗塞後遺症は、お一人様お一人様症状が違います。
当施設では、理学療法士がお一人様お一人様の状況や状態に合わせたプランを作成し、寄り添いながらリハビリをします。
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