首下がり症候群のリハビリって?
首下がり症候群をご存じですか?
首の骨(頚椎)が前に弯曲し、首が垂れてしまい前をむけなくなってしまう疾患の事を言います。
仰向けに寝ると元に戻ることができます。
今回は首下がり症候群についてみていきましょう。
首下がり症候群は、高齢者に多い病気です。加齢により首の後ろの筋力が低下してくることで発症すると言われています。
しかしながら、原因についてはわかっておりません。
パーキンソン病や筋委縮性側索硬化症、ミオパチー、重症筋無力症、甲状腺機能低下症など、加齢以外に筋力低下をきたす疾患が原因となっていることもあります。
首を支える主要な筋肉は、僧帽筋・頭板状筋・頚板状筋・頭半棘筋などがあげられます。
この筋肉の筋力が低下や、機能低下がおこると頭が重く支えられなくなり、首が下がり前を向けなくなってしまいます。
顎が胸についてしまうこともあります。
スマートフォンやパソコンなどで起こる、クレーンネックは首下がり症候群に将来なりやすいと言われています。
クレーンネックとは、首がクレーンのように前に出てしまう事です。
症状
立位や座位の時に頭が重くあげにくい、頭を上げようとすると背中や首、肩に痛みやしびれが出る。
前を向いて歩きにくい、食物を飲み込みにくい、歯磨きがしにくい、手があげにくい、腰が曲がるなどの日常生活に影響があります。
診断
整形外科の医師の診療が必要です。MRIやエコーで筋収縮の状態を検査します。
治療
原因にとって治療方法は違いますが、加齢によって起こっている場合は、保存療法としてリハビリや装具にて対応します。
手術療法は脊椎の弯曲を直接固定する方法もあります。原因によってしっかりした判断と治療が必要です。
当施設のリハビリでは、全身のアライメントや筋肉の状態を考慮し、ストレッチや筋力強化訓練、徒手療法、姿勢の矯正などを行います。また自主訓練として、自宅でもトレーニングを行っていただきます。
当施設では、理学療法士がお一人様お一人様の状況や状態に合わせたプランを作成し、寄り添いながらリハビリをします。
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