パーキンソン病の重症度分類って?
パーキンソン病は徐々に病状が進行していく病気でが、
パーキンソン病の進行状況について分類があるのをご存じですか?
パーキンソン病の進行度の指標として、『ホーン・ヤールの重症度分類』や厚生労働省の『生活機能障害度分類』が用いられています。
では今回は、この『ホーン・ヤールの重症度分類』や『生活機能障害度分類』についてみていきましょう。
ホーン・ヤールの重症度分類
Ⅰ度
身体の片側だけに手足の震えや筋肉のこわばりがみられる。
身体の障害はないか、あっても軽い。日常生活への影響はほぼない。
Ⅱ度
両方の手足の震え、両側の筋肉のこわばりなど、障害が両側にみられる。
日常に生活や仕事がやや不便になる。介助は不要。
Ⅲ度
姿勢反射障害である、小刻みに歩く、すくみ足が現れる状態。方向転換の際に転びやすくなる、歩きだすと止まらないなど、日常生活に支障が出るが、介助なしに過ごせる。
職種によっては仕事を続けられる。
Ⅳ度
立ち上がる、歩くなどが難しくなる。日常生活の動作が自力では困難になり、さまざまな場面で介助が必要になってくる。
Ⅴ度
車いすが必要になる。ベッドで寝ていることが多くなる。
日常生活では全介助を要する状態。
生活機能障害度分類
Ⅰ度 日常生活、通院にほとんど介助を要しない。
Ⅱ度 日常生活、通院に部分的な介助を要する。
Ⅲ度 日常生活に全面的介助を要し、自分だけで歩いたり、立ち上がったりできない。
パーキンソン病の重症度分類は、パーキンソン病の治療をする際に重要になります。
パーキンソン病は根本的治療がまだみつかっておりません。しかしながら、身体に現れる症状をもとに重症度を分類することで、治療方針の決定はもちろん介護のサポート、リハビリの方針などにも非常に影響があります。
パーキンソン病の重症度分類を把握することが大切です。
パーキンソン病は進行度合いによって症状はさまざまです。
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